ロールプレイングゲーム。ゲームの中でもっとも有名・もっとも人気があるジャンルと言っても過言ではありません。
ゲームの王道として数々の名作タイトルを生み出してきたジャンルで、どんなゲーム機・時代でも作品を排出し続けているのがRPGです。
とはいえ人気ジャンルだからこそ販売されている数は膨大で、一口に「面白いRPG」と言ってもどれを選べばいいか迷ってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回はそんな代表的ジャンルに焦点を当て、Nintendo Swich(ニンテンドースイッチ)で遊べるおすすめRPG作品をゲームの特徴と一緒に紹介します。
SwitchでおすすめのRPG
ファイアーエムブレム 風花雪月
「仲間を育てるRPG」と「戦術で戦うシミュレーション」の面白さの融合させた、ファイアーエムブレムシリーズ17弾。
本作は二部で構成されており、第一部でプレイヤーが選択した士官学校の所属国に応じて第二部のストーリーが変化するマルチシナリオを採用しています。
国や背景の異なる様々なキャラが戦いに身を投じ壮大な歴史に名を刻んでいく流れは、スケールの大きい「時代」を感じさせる壮大さ!
計略やクラスチェンジなどの奥深いタクティカルバトルにキャラ育成や交流の学校パート、バトルもストーリーも完成された珠玉のナンバリングタイトルです。
ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S
国民的RPG「ドラクエ」シリーズのナンバリングタイトル11作目。2017年に発売された作品に新ストーリーと大幅アップグレードを施したのが今作です。
仲間と共に旅する中で徐々に明らかになっていく勇者とは?勇者の使命とは?という、RPGの命題を問う意欲的な物語にワクワク感が高まりまくり!
コマンドを選択して実行する定番のバトルシステムは、「れんけい」「ゾーン」など独自システムを盛り込んだ戦略性の高い戦い心地を実現。
しばりプレイや装備による見た目変更など細やかかつ拡張性を持った遊び要素が追加され、前作を遊んだ方でも新鮮な気持ちで楽しめる名作です。
ポケットモンスター ソード・シールド
モンスターを集めて戦う世界的人気RPG「ポケットモンスター」シリーズの完全新作で、ナンバリングタイトル8番目の作品です。
自然と科学の2面性を持つ豊かな「ガラル地方」が今作の舞台で、ポケモンバトルがエンタメとして確立した地でチャンピオンを目指すのが目的。
本作ではポケモン巨大化現象「ダイマックス」が見られるのが特徴で、能力上昇や特殊わざの開放がバトルに豊かな戦略性をプラスします。
レイドバトルや追加DLCシナリオなどメインクリア後もやり込み要素が盛りだくさんの、たっぷり遊べる名作RPGとなっています。
ゼノブレイド ディフィニティブ・エディション
2010年発売・Wii「ゼノブレイドシリーズ」第1作がHD化!リマスタータイトルとしてSwichでリリースされた作品です。
2柱の神の躯の上で暮らす人間と機械という特徴的な世界観の中、主人公の少年が敵討ちを胸に秘め壮大な冒険を繰り広げます。
攻撃のタイミングやバフ・デバフの活用など考察が必要な局面が多く、「悩みながら勝利を手に入れる」という手強いRPGならではの快感が味わえるでしょう。
本編の「その後」を描くエピソードが追加されているので、Wii版を遊んだ方でも新たな気持ちで楽しめる名作です。
ゼノブレイド2
ゼノブレイドの直系タイトルとして発売され、異例の「追加コンテンツつめあわせパッケージ」が後発するなど人気の高い本作。
「ジュブナイル&ボーイミーツガール」のコンセプトの元、主人公の少年少女が歩む旅路がそのまま成長の様子に繋がるストーリーラインは秀逸の一言です。
前作同様舞台は巨大な存在の背中を移動するマップ構成となっており、島々を渡り歩く様な航海にも似た世界観が数多のRPGとの差別化を実現しています。
直接的なストーリーのつながりはないものの、前作を遊んだユーザー向けの仕掛けも多数仕込まれておりファンならプレイ必至のタイトルとなっています。
ファイナルファンタジーXII ザ ゾディアック エイジ
国民的RPGの二大巨頭を担う1つ「ファイナルファンタジー」シリーズのナンバリングタイトル12番目に当たるのが本作のベース作。
大国の戦争を背景に持つ物語の舞台は「イヴァリース」。スピンオフ作品である「ファイナルファンタジータクティクス」とリンクした設定がファン心をくすぐります。
フィールドからバトルへとシームレスに移行する「アクティブディメンションバトル」を採用し、プレイの全てが冒険として完成した構成が秀逸。
現世代の映像表現を導入し質感や陰影といったニュアンス面での大幅な向上が実現した画面力は、美しいRPGを求めている方にぜひ一度ご覧いただきたい美麗さです!
オクトパストラベラー
人気RPG「ブレイブリーシリーズ」を手掛けた制作陣がメインメンバーとして制作され、完成度の高さからアプリ続編の展開もされた新鋭人気作。
特徴的なのは何といってもビジュアル演出。「HD-2D」と呼称される3DCGと2Dドット絵を組み合わせた革新的な映像美は多くのユーザーに衝撃を与えました。
選んだ主人公によって物語が変化する群像劇型RPGですが、どの主人公を選んでも途中で他キャラへ切り替えられる良心的なシステムが盛り込まれています。
「伝統と革新の融合」を標榜し実現した、JRPG好きにぜひ一度遊んでいただきたい名作タイトルです。
聖剣伝説3 TRIALS of MANA
1995年にスーパーファミコン用ソフト「聖剣伝説」シリーズの3作目として発売された、アクションRPGを現代向けにフルリメイク。
6人の中から主人公+2人の仲間は選択によって物語展開が変化。プロローグ・エピローグの追加もあり「選んだキャラの冒険」がより綿密に紡がれます。
肝心のバトルシステムにはアビリティ・クラス4の追加で成長システムが再編されたことで、より幅広い育成とアクション性が楽しめる様になっています。
次代を越えて語り継がれる名作。昔遊んだ方にも初めて遊ぶ方にも「新鮮な驚きと感動」を与えてくれる伝説の名に相応しいアクションRPGです。
ファイナルファンタジー X/X-2 HD Remaster
FFシリーズ史上初となる「同ナンバリングタイトル続編」が発売されるなど、高い人気が長い歴史の異例を生み出すきっかけとなった名作RPGのリマスター。
本作では2001年発売の「FF10」と2003年発売の「FF10-2」の2作が同梱されたタイトルで、これを選べばFF10が丸ごと楽しめちゃう仕様です。
異世界に迷い込んだ青年と命を懸けて戦う少女の切ない物語。最も評価されたFF10のドラマティックな演出がHD化でより美しく映える様に!
戦略を立てやすいCTBとスピーディなテンポ感で進むATB、異なるシステムで展開する2作品のバトルシステムを比べて遊べるのも2作パッケージの良い所です。
テイルズ オブ ヴェスペリア REMASTER
2008年にXbox360専用ソフトとして発売され、劇場アニメにもなったシリーズ内でも人気の高い作品がHDリマスターでSwichに登場。
青年と少女の出会いから始まる帝国の陰謀・世界の危機、やがて譲れぬ願いのためにぶつかり合う2つの「正義」の壮大な冒険譚はJRPGらしい感動が満載!
独自戦闘システム「EFR-LMBS(エヴォルヴドフレックスレンジ・リニアモーションバトルシステム)」に多彩なスキル・アーツと戦闘面でも高評価を受ける作品で、アクション性に富んだ戦い心地がクセになります。
10年以上の時を経て「今遊べるTOV」。昔遊んだ方もこれまで遊んだことが無かった方も楽しめる待望のリマスタータイトルです。
SwitchでおすすめのRPGのまとめ
1980年代後半に「ドラゴンクエスト」「ファイナルファンタジー」が登場し、一大ジャンルを確立したRPG。
十年以上続くシリーズ作品やこれまでになかった要素を盛り込んだ新作まで、40年を過ぎてもジャンルの人気は衰えを見せません。
名作リメイクなどは今遊んでも楽しく・感動できるものも多く、普遍的な面白さがRPGというジャンルの強さを感じさせてくれるでしょう。
Swichの持ち運び自由な利便性を活かし、おすすめRPGの中から「持ち運びできる冒険」を生活のお供にしてみてはいかがでしょう。
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